ワインの扉

好みを知ろう!

とりあえずフランスのワインなら美味しいだろう!と適当に選んでお飲みになれてる方もいるかと思いますが、実はワインはその原料となる葡萄の種類によって味が違ってきます。
私も前までは、まったく意識しないで飲んでいたのですが、種類を意識しながら飲み始めると、好みが分かってきて、よりおいしく楽しめるようになりました。
何を選らんで良いかわからないと言う方も品種の特徴だけでも知っておけば失敗のリスクが減るのでないでしょうか。^^

葡萄の種類

簡単ですがメジャーな葡萄の品種を紹介したいと思います。

■カベルネ・ソーヴィニヨン

赤ワインで最も有名な葡萄の品種と言えるかと思います。あらゆる国・地域で生産される大スターの葡萄です。皮が厚いのでタンニン(苦味・渋み)を多く持ち、若いビンテージのものは、飲みにくさも感じるかもしれません。
味は、濃厚で、どっしりとした重みがあります。

■メルロー

カベルネ・ソーヴィニヨンの良き相方という感じで、一緒にブレンドされることが多い葡萄です。カベルネ・ソーヴィニヨン程のパンチはありませんが、まろやかでフリーティーな味わいが特徴です。フランスでは、サンテミリオンやポムロール地区でメルロー主体のワインが作られています。

■ピノ・ノワール

軽口で渋みや苦味が少なく豊かな香りが特徴で、この葡萄は、非常にデリケートで、その出来栄えは、土地や生産者への依存が高い品種となっています。各国で作られますが、フランスのブルゴーニュ地方が最も適した環境として上げられています。